「猫背ではいいスイングはできません」と断言するアスレティックトレーナーの鈴木岳氏。胸椎(きょうつい)を正しく動かすためのコンディショニングメニューを聞いた。胸椎の回旋編。
自由に回旋する胸椎も、正しい動きができないことによってその可動域が狭くなりがちだ。「猫背を改善した後は、胸椎をスムーズに回旋させましょう」と鈴木氏はアドバイスする。
このメニューを自宅、およびラウンド前に行うと、トップとフィニッシュの位置が上がり、スイングがスムーズになる。さらにスイングスピードの向上も期待できるという。 左右10回×2セットがお薦め。
Takeshi Suzuki
R-body 代表取締役/一般社団法人R-body総研 代表理事/博士(スポーツ医学)。2003年、ライフパフォーマンスをサポートするトータルコンディショニングカンパニーR-bodyを設立。東京都・大手町、千葉県・柏の葉にてスポーツ運動療法施設を運営。同時に、一般社団法人R-body総研において、トレーナー養成機関「R-body ACADEMY」の運営と、国内・海外の病院・クリニックやトレーニング施設の人材育成と施設運営に関するコンサルティング事業を行う。ロンドン・リオオリンピックJOC本部メディカルスタッフ。東京オリンピック・パラリンピック フィットネスセンターマネージャー / チーフトレーナー。
文:POW -DER 写真:鈴木克典