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アコーディアサポートプロと一緒にプレーしながら、ワンポイントアドバイスが受けられるサービスです。
ゴルフは、練習場のように同じ状況で打てるスポーツではない。傾斜や風、気温、そしてその日の自分の調子――。金谷拓実プロ(SOMPOひまわり生命所属)が語るコースマネジメントの本質は、「自分の強みと弱みを理解し、状況に合わせること」にある。その真意をひも解くべく、プロ初優勝からマスターズ出場を決めた一打まで、印象的なツアーのシーンを振り返ってもらった。

プロゴルファーのなかでは小柄なほうだが、だからこそコースマネジメントは金谷プロの生命線とも言える。PGAツアー参戦をとおして改めて感じたのが、自分の強みと弱みを理解して戦うことの重要性だ。
「ゴルフは、そのときどきの状況に応じてプレーしなければ、どれだけ良い状態で臨んでも良いプレーやスコアにはつながらない。だからこそコースマネジメントが重要になりますが、それは選手によって異なります。自分の強みと弱みを理解したうえでゲームを組み立てる。その重要性をPGAツアーで戦う選手を見て改めて感じました」
ドライバーショット、アイアンの精度、グリーン周りの小技。長所と短所を把握してこそ、本当の意味で戦略を立てられる。金谷プロが世界最高峰の舞台で実感した真のマネジメント力である。
最終日のバックナインを残して首位とは3 打差。追いかけるしかない状況のなかで15番、16番ホールと連続バーディを奪い、石坂友宏選手とのプレーオフへ突入。4ホールにもおよぶ激闘を制して、プロ初優勝を達成。
「今と比べると技術もマネジメントも違うとは思いますが、あの頃はまだゴルフの怖さを知らずにプレーできていた。それは良かった部分でもあったと思います。 ただ、当時は当時なりに一生懸命、1打に向き合っていた。それが結果につながったのだと思います」
最難関の最終18番ホールでバーディを奪取。自ら引き寄せたマスターズへの切符。
「JTカップの18番は簡単にバーディがとれるようなホールではありませんが、 そこでのバーディがマストでした。特に17番のチャンスホールをとれずに迎えた18番だったので精神的にも厳しい状況でしたが、あのときはバーディをとるしかないという気持ちで目の前の1打に集中できていました。結果、ピン手前2mにつけてバーディ。マスターズにも出場することができて、あの1打はプロになってから最も印象に残るワンショットです」
最終戦のJTカップは最終ホールに限らず、グリーンの傾斜と速さが難度を押し上げる。その舞台で、必要以上に守りに入らない強さが終盤の粘りを生み出した。
「賞金ランキング2位で迎え、良いプレーが必要な状況でしたが、とにかく自分らしいプレーを心がけていました。狙ったところに打つことだけに集中する。例えば入れたい5mのパットも、少しでも弱気になると緩んで入らない。だから先のことは考えず、自分を信じて打つことに徹しました。それが17番の長いイーグルパットにもつながったのだと思います」
文:出島正登 写真=アフロ
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