2025.04.30

フェアウェイウッドを上手く打つコツとは【GOLFナンでも相談②】

アマチュアゴルファーにありがちな悩みを、ティーチングプロの船山美緒プロが解決。今回の相談は「フェアウェイウッドを上手く打ちたい」。

地面を"払う"イメージでクラブを振る!

ティーショットで飛距離が伸びない人は、第2打でグリーンを狙うにはフェアウェイウッドを使わざるを得ない。

「フェアウェイウッドはクラブを横に払うイメージで振るのがコツです」と船山プロ。

そこで、上手にクラブを横に払えるようになるための練習方法を紹介する。

フェアウェイウッド上達のコツ①振り子スイング

クラブのグリップエンドを指で摘んで、手をリズミカルに上下に動かす。すると、クラブは振り子のように、左右に揺れる。

この振り子の動きをイメージして、実際にフェアウェイウッドを振ってみてほしい。球を打たずに素振りだけでもOK。

グリップエンドを摘んで上下に動かすだけで、クラブは振り子運動を続ける。
この指の上下運動が、スイング時の身体の動きになる。

FW上達のコツ②片手スイング

上記の「振り子スイング」でフェアウェイウッドの正しい動きをイメージできたら、今度は実際にクラブを振ってみる。

ただし、左手だけでスイングする。力を入れず、ゆったりとスムーズに振るのがポイント。

【CHECK】フェアウェイウッドのありがちなミス

地面のボールにフェアウェイウッドのヘッドを当てようと意識しすぎると、ダウンスイングで両手が早くほどけてしまう。

するとクラブが先行して、ダフる原因に。ハンドファーストを意識すること。

アコーディア・ガーデン 東京ベイ所属 JLGA公認ティーチングプロ 船山美緒さん
アコーディア・ガーデン 東京ベイ所属 JLGA公認ティーチングプロ 船山美緒さん
1976年静岡県生まれ。ツアープロとして活動を続けたあと、2014年にアコーディア・ガーデン東京ベイに入り、ティーチングプロとしてゴルファーをサポート。「基本を大切に!」を信条としたレッスンは女性、シニア、アスリートなど幅広いゴルファーから好評。

文:POW-DER
写真:池田佳史
イラスト:大塚克
撮影協力:アコーディア・ガーデン東京ベイ(東京都)

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