2026.08.10

「ティーショット曲がった...」ラフから失敗しない、つま先上がり・つま先下りの打ち方【冨永浩プロのゴルフレッスン②】

ティーショットがラフへ......。そんな場面でスコアを左右するのは2打目だ。ラフで多い「つま先上がり」「つま先下がり」のライでは、平らな場所と同じ打ち方ではミスにつながる。フェアウェイウッドで失敗しないコツを冨永浩プロが解説する。【冨永浩プロのゴルフレッスン②】

前回の記事はこちら 冨永プロのゴルフレッスン①

冨永浩プロのゴルフレッスン

ティーショットがラフへ...。2打目は「ライ」を最優先に考える

"ボールがしっかり摑まった"感触があっても、ヘッドが 微妙にブレていたようでボールがラフへ......。風の影響を受け、左右の斜面に落ちてしまうケースも考えられる。

「一見、フラットに見えるコースでも、フェアウェイには微妙なアンジュレーションがあります。左右のラフに入るとその傾斜は顕著になり、右のラフでは"つま先上がり"、左のラフでは"つま先下がり"から打つことが多くなります。フェアウェイウッドは、こうした地面の傾斜(ボールのライ)に合わせて打つことが大事です

フェアウェイウッドによる第2打の結果しだいでは、ティーショットのミスを挽回でき。つま先上がり・つま先下がりから上手に打って、スコアアップ​につなげよう

「つま先上がり」は、グリップを短く握って"フラット軌道"で振る

冨永浩プロのゴルフレッスン

つま先上がりのライでは、フラットな状況に比べてボールとの距離が近くなる。その分、グリップを短めに握る。目安は指1本分だが、ライによって調整しよう(傾斜がキツい場合はもう少し短く)。

冨永浩プロのゴルフレッスン:つま先上がりの打ち方
つま先上がりの場合は、普通のスイングプレーンよりもフラット気味に振る。テイクバックの際に、いつもよりクラブを寝かせるのがコツ。インサイドアウトのスイング軌道を心がけると、左へ引っかけずに打てる。

「つま先下がり」は、膝を曲げて"縦振り"を意識する

冨永浩プロのゴルフレッスン:つま先下がりの打ち方

つま先下がりのライでは、通常よりもボールの位置が低くなフラットなライと同じ感覚で打つと、トップやチョロになりがちだ。

そこで、膝を軽く曲げて、低いクロスバンカーからグリーン方向へ打つ場合、 位置にあるボールにクラブの軌道を合わせるとよい

冨永浩プロのゴルフレッスン/つま先下がりの打ち方
つま先下がりではテイクバックの際、クラブを通常より立てる。そして、"縦のスイングプレーン"を意識し、アウトサイドインの軌道で振り抜く。ボールを少し右寄りに置くと、スライスを軽減できる。

冨永浩プロのゴルフレッスン

冨永浩プロ
冨永浩プロ
1961年東京都生まれ。10歳でゴルフを始め、成城大学卒業後にゴルフ研修のために渡米。1985 年にアマチュアで全米オープンに、さらに同年の全米アマチュア選手権に出場。プロ転向後はカナダツアーや豪州ツアーに参戦。2011年からはPGAシニアツアーに戦いの場を移し、現在はゴルフネットワークの解説者としても活躍中。

文:POW-DER 写真:池田佳史 撮影協力:取手桜が丘ゴルフクラブ(茨城県)

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