2024.12.21

ファッション、防寒小物...真冬ゴルフを快適にプレーするコツ

首都圏でも最高気温が10度以下の日もめずらしくない今日この頃。機能素材を使ったウェアや防寒小物を上手に取り入れて、本格的な冬のゴルフシーズンを快適に乗り切るコツを紹介する。

冬ゴルフの服装は体温調節しやすいレイヤードスタイルで

朝のスタート時は氷点下、ということも多い冬ゴルフ。また、正午を回ると風が強まる傾向があるのも冬ゴルフの特徴だ。どちらの状況にも対応しつつ、日中は快適にプレーするには、着脱しやすいアイテムでレイヤード(重ね着)するのがおすすめ。

例えば、フリースや発熱インナーなど保温性の高い長袖ハイネックをベースに、風に強いスニードジャックを合わせ、さらに上から防寒対策として中綿入りベストをレイヤードする。

あとは日中の気温に合わせて、長袖ハイネック+スニードジャック、長袖ハイネック+中綿入りベストのいずれかで調節すればOK

ゴルフウェア:長袖ハイネック+スニードジャック、長袖ハイネック+中綿入りベスト

着脱が難しいボトムは、保温性のあるタイツ+中綿入りや裏起毛パンツをマックスに設定し、その日の気温次第でタイツありかナシかをジャッジするのがベター。

ゴルフウェア:中綿パンツとタイツ

冬ゴルフのスタート時間は8時半〜9時が狙い目

ちなみに、冬ゴルフのスタート時間は8時半前後がおすすめ。朝の冷え込みは厳しいが、夕方の冷たい風にさらされることなくプレーを終えられる可能性が高いからだ。

もちろん、早起きが苦手な人は、暖かい10時台にスタートして16時までに終わるパターンもアリ。その場合はプレー後お風呂にしっかり浸かって、芯まで冷えた体を温めてから帰宅したい。

冬ゴルフの必需品は底冷えから体を守る防寒アイテム

冬ゴルフの必需品:カイロ、手袋、レッグウォーマー、ネックウォーマー、

貼るカイロ

体が冷えて固まると、スイングが縮こまり、ミスショットの原因にもつながる。そのためには、身体をしっかり温めておくことが大事。

貼るカイロはカートバッグに常備して、肩甲骨と腰回りの2ヵ所に貼っておくのがベターだ。

ミトン

手先がかじかんで動かなくなると、繊細なタッチが必要となるパッティングに影響が出ることも。次のショットへの移動する間やカートでの待ち時間は、両手をミトンに入れて温めておきたい。

ネックウォーマー

冷たい北風から首、顔、耳を守ってくれるのがネックウォーマー。

フリース素材やボア素材、中綿入りタイプなどいろんな種類が登場しているが、ファッションとのコーディネートしやすさを考えるとシンプルなものを選ぶのがおすすめ。耳はイヤーマフを活用する手もある。

レッグウォーマー

冬でもスカートスタイルを楽しみたい女性の強い味方になるのがレッグウォーマー。ニット素材や中綿タイプのものが多く、ふくらはぎをすっぽりカバーし、冷えから脚を守ってくれる。

他にもある! 寒さを乗り切る、冬ゴルフハック

・温かい飲み物をマグボトルに入れてカートに持ち込む
・カートに乗らず、なるべく歩く
・ランチタイムは汁物を選ぶ
・ラウンド後は湯船にしっかり浸かる

寒くても好きなゴルフを楽しみたい! そんなゴルファーこそ、事前の準備とちょっとした工夫次第で、冬ゴルフは快適に乗り切れるはずだ。

文:一寸木芳枝 イラスト:norio

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