2025.03.25

世界最大のゴルフ場保有会社グループによるチャリティ大会! 「PGM×ACCORDIAチャリティゴルフ」レポート

2025228日~31日、開催された「PGM×ACCORDIA チャリティゴルフ」。プロアマトーナメントとプロフェッショナルトーナメントで構成された大会の様子をレポートする。

HEIWA×PGMチャリティゴルフのレポート

好天の下で熱戦を展開

本格的なゴルフシーズン到来前。ゴルフ市場の活性化とゴルフというスポーツを通じたチャリティによる社会貢献を目的として開催されてきた「HEIWA×PGMチャリティゴルフ」。

20251月にアコーディア・ゴルフが平和グループに参入し、世界最大のゴルフ場保有会社グループが誕生したのを機に、「PGM×ACCORDIA チャリティゴルフ」と名称を新たにして開催された。

沖縄県にある「PGMゴルフリゾート沖縄」を舞台に、初日はプロアマトーナメント、2日目は男女ペアマッチによるプロフェッショナルトーナメントが開かれ、白熱した闘いが繰り広げられた。

HEIWA×PGMチャリティゴルフの様子
2日目のプロフェッショナルトーナメントには、2024年度プロテスト合格の都玲華、吉田鈴、六車日那乃などフレッシュなメンバーも参加。

初日に行われたプロアマトーナメントは、著名人と男女プロゴルフファー、一般参加者各1名という41組、計24組が競う。

レジェンド樋口久子や、北島康介や吉田沙保里、具志堅用高といった元トップアスリート、石田純一や高島礼子など芸能界のゴルフ好きが参加。眼下に東シナ海を望む開放的なチャンピオンコースで、終始和やかなムードでプレーを楽しむ様子が見られた。

大会初のプレーオフに突入

2日目のプロフェッショナルトーナメントは、地元沖縄出身の宮里聖志、宮里優作、宮里美香をはじめ、ベテランから若手まで48名のプロゴルファーが集結。

賞金総額6,000万円をかけ、前日のくじ引きで決まった男女ペアが、それぞれ自分のボールを打ち、良い方のスコアを採用するフォアボール形式で競い合った。

戦略性の高いコースながら、いずれのペアも抜群のチームワークで順調にスコアを伸ばし、ハイレベルな好勝負を展開。

10アンダーでフィニッシュした藤本麻子・出水田大二郎ペアがそのまま逃げ切るかと思いきや、笠りつ子・嘉数光倫ペアがトップと2打差で最終ホールを迎える。笠・嘉数ペアがイーグルパットを決め、首位タイに浮上。大会初となるプレーオフに突入した。

カップを切り直した18番ホールで行われたプレーオフ。ギャラリーが注目するなか、嘉数プロが冷静にバーディパットをカップに沈め、1ホール目で勝敗が決着。

賞金2,000万円は、九州東海大学の先輩後輩ペアの笠りつ子・嘉数光倫ペアが獲得し、2位は藤本麻子・出水田大二郎ペア、政田夢乃・杉浦悠太ペアと大里桃子・正岡竜二ペアがアンダー93位につけた。

笠りつ子・嘉数光倫ペア
見ごと優勝を勝ち取ったのは、ともに九州東海大学出身でPGM契約選手の笠りつ子・嘉数光倫ペア。笠は「18番のイーグルも、プレーオフのバーディーもカッコよかったです」と、後輩の嘉数を称賛。沖縄出身の嘉数氏は、「思い入れの強い大会で、りつ子さんとのペアを引けて優勝できて最高です」と、満面の笑みを浮かべた。

なお、PGM×ACCORDIA チャリティゴルフでは大会賞金の5%、ギャラリー入場料の一部、チャリティグッズ販売の収益を、「沖縄子どもの未来県民会議」「恩納村奨学基金」「恩納村観光振興推進基金」「石川県令和6年能登半島地震及び能登豪雨災害義援金」として寄付する。

文:村上早苗

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